不用品を早めに処分し始めることで引っ越し作業を楽にする
引越しは荷づくりや運搬、整理整頓だけでなく、かなりのゴミが出るため、その処分が大きな作業となります。
しかも、不用品の処分は物によって方法が異なりますので、あらかじめどのように処分すべきかを確認して、正しい方法で行うようにしなければなりません。
ものによっては、自分の判断で投棄すると、法令違反となることもありますので、しっかりとこの点は守るようにしましょう。
こうした手間がかかる作業もありますので、引っ越しが決まったら、まずは家の中の物の中から不用品を選別し始めるようにしましょう。
そして、少しずつでも処分を実際に行うようにして、家の中にスペースを作り作業をしやすいようにしていくことがポイントです。
家電製品などは決められた手続きを踏む必要がある
家電製品はリサイクル法に基づいた処分が必要になるケースがありますので、早めに手続きを始めるのがベストです。
たとえば、エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機などがそれに該当して、リサイクル券を購入して所定の場所に持っていくか、費用を支払って引き取りに来てもらうことが求められます。
家電量販店などで引き取ってくれるケースもありますし、まだ使えるようなものなら、リサイクルショップで買取もあります。
他には、ガスボンベやタイヤ、ピアノなどの大物や危険物は、自治体で引き取ってくれないケースがありますので注意が必要です。
メーカーや販売店に確認して、どのように処分したらいいかを確認するようにしましょう。
製品ごとに処分の方法が異なるケースがありますし、引き取りに時間がかかることもありますので、できるだけ早めに確認した方が無難です。
バイクは基本的にはリサイクルが可能です。
メーカーもしくは登録している販売店でリサイクルのために引き取ってもらえます。
しかし、海外メーカーなどの場合は一般的なリサイクルが難しい場合があり、多少処理が面倒になりますので、やはりできるだけ早くディーラーなどに連絡した方が賢明です。
できる範囲で掃除をしていった方がいい
賃貸住宅の退去の際には、原則としては完全に清掃をしていくことは求められていません。
しかし、通常不動産会社や大家が退去後にハウスクリーニングをしますので、あまりに汚い状態にしていくと、その分の費用を敷金から引かれることもありますし、追加で費用を請求されることすらあります。
もちろん、ほとんどの場合は、追加費用を払う必要もありませんし、通常の範囲のハウスクリーニングであれば敷金から引かれることも法令上はありません。
しかし、面倒なトラブルを避けるためにも、また気持ちよく大家さんと別れるためにも、できるだけ家をきれいにして出ていった方が良いでしょう。