引越し後すぐにすべき役所での手続き

引越しは、単に荷物を運んで片づけをすれば良いというだけではありません。
いろいろな手続きが必要となりますので、できるだけ早く行うようにしましょう。
特に、役所関係の手続きは、中には期限内に行わないと罰則が科されるものもありますので時間を置かない方が良いでしょう。

役所でする引越しの手続きとしては、住民票の移動や国民健康保険の転入手続き、児童手当の手続きなどがあります。
また、マイナンバーの移転手続きも必要で、これは特に移動後14日以内にしないと過料が課せられることになりますので、忘れずに行うべきです。

こうした手続きは基本的には、新居の自治体の役所に言って窓口で引っ越し後の手続きをしに来ましたと言えば十分です。
もちろん、それぞれの手続きは異なる窓口で行う必要がありますが、役所の人も慣れていますので、必要な手続きを順番にできるように案内してくれます。
もし心配なら、その時点で行った手続きだけで十分かどうかを聞いてみると良いでしょう。

ガスや水道、電気の手続きの時期と方法

新しい家で住むために必要な電気やガス、水道は、基本的に引越しをする前に新しい家を管轄する会社や役所で手続きを済ませなければいけません。
引越しの日付を事前に知らせて、その日までに使えるようにしておいてもらう必要があります。
電気と水道はほとんどの場合、それぞれの会社や役所が開始手続きと作業を済ませてくれますので、引っ越しの当日にはすぐに使える状態のはずです。

ただし、ガスの場合は作業員が家の人の立ち合いを求めることが多くなっています。
新しいガスレンジの設置をして、その上でガスが安全に使えるかどうかを確かめる必要があるためです。
引っ越し当日すぐにガスが使えるかどうかはケースバイケースですので、ガスが使えないことも考えておくと良いでしょう。

どちらにせよ、引っ越しの日付をライフライン各社に連絡すると共に、もし引越しして使えないということが分かったら、すぐに連絡することが大事です。
不動産会社もしくは大家さんによっては、事前にこうした作業もすべて代行してくれることもありますので、連絡を取ってみましょう。

様々なところで手続きを済ませる

役所関係に加えて、ライフライン関連の手続きはできるだけ早く済ませる必要がありますので、優先順位の上位です。
これらが済んだら、他の手続きをしていくようにしましょう。

必要なものとしては、運転免許証、銀行、パスポート、郵便局、電話、インターネットなどがあります。
引越しをするにあたって、必要と思われる手続きすべてをリストにして、順番に手続きを済ませていくことでうっかり忘れを防げます。