組立家具のメリットとデメリットを考える
大型のホームセンターや家具販売店に行くと、ほとんどの品物が組み立て式になっています。
組み立て式の家具は購入時にはダンボール箱にコンパクトに入れられており、それを自宅に持ち帰ってから家具の形に組み立てていくことになります。
こうした組み立て式家具はお店にとって、展示販売や在庫を置くスペースを広く取ることができるとともに、組み立てにかかる人件費を削減しより安く品物を売却することができるというメリットがあります。
購入者にとっても良い家具を安く購入することができ、自宅までマイカーなどで手軽に運び込むことができるという点は嬉しいとろこです。
しかし反面で組み立て家具は組み立てを自分でしなければいけないという大きな手間がかかってしまいます。
最近ではかなり大きなチェストやラックなども組み立て家具として販売されているため、本格的なDIYの技術が
求められるということもよくあります。
そうした組み立て技術に慣れている人ならよいのですが、人によっては説明書を読みながら組み立てることが難しかったり、力仕事のため一人では最後まで組み立てられないということも発生してきます。
組立家具を購入するときにはそうしたメリットとデメリットを踏まえて品物選びをすることが大切になります。
なお組立家具として購入する品物も、お店のサービスを利用して完成品として納品してもらうということも可能です。
例えばIKEAでは基本工賃に組立家具の購入価格の20%を加えた価格で作業を行ってくれるようになっています。
とはいえやはり安い金額ではありませんので、そのあたりも家具選びのポイントとしたいろことです。
組立をするときに用意しておくと便利なツール
組立家具を自宅で作るとき、必要な工具は基本的には同梱されています。
しかし付属品としてついている工具はかなり作りも荒く、使い勝手が悪いため作業に時間がかかってしまいます。
そこで自宅で組み立てるときに用意しておきたいツールとして「ドライバーセット」「六角レンチ」「レンチ」「ウレタンハンマー」が挙げられます。
その他にもハサミやカッター、怪我を防止するための軍手や作業用手袋があるとより便利です。
ちなみにIKEAでは組み立てに便利な工具をひとまとめにしたツールセットを999円というお手頃価格で販売しています。
こうした工具は一つあるとさまざまな場面で役立ちますので、ケースに入ったものを自宅においておくとよいかもしれません。
組み立てをする前にはしっかりと説明書を読み、手順通りに作業をしていくようにしましょう。
完成をしたあともしばらくは説明書および予備の部品は捨てずに保管をしておくと不具合が起きた時に対応できます。