人気急上昇中の「カリフォルニアスタイル」とは

室内のインテリアといえば、ここ10年くらいずっと「北欧スタイル」が人気となっています。
しかし北欧スタイルは寒さ厳しいスカンジナビア半島の気候を反映するものであることから、室内の印象はスッキリ清潔感がある一方で寒々しい印象となってしまいます。

そこで温かみのあるインテリアにしたいという人たちの間で2016年ころから急激に人気となってきたのが「カリフォルニアスタイル」です。

カリフォルニアスタイルは別名「西海岸スタイル」とも言われ、北米西側の温暖な気候と明るい海の風景を表現したものとなっています。

日本で言えば伊豆や湘南などのリゾート地の風景がそれに近く、全体的に開放感やポップさが感じられるというのが特徴です。

西海岸スタイルの基本としては「日当たりをよくする」ことと「室内のインテリアのコントラストを高めにする」ということがあります。

とっちらからないように気をつけつつアクセントカラーとしてビビッドな色彩を用いてみるというのも効果的です。

海を感じさせることを意識して青色を貴重にするというのも重要なポイントになります。
特にお風呂場などの水辺に青色を使うと清潔感があり雰囲気のある場所となるので積極的に取り入れてみてもらいたいです。

お風呂場コーディネートの基本と便利アイテム

まず手軽にできるお風呂場のコーディネート方法として、統一感のあるバスマットとタオルの使用があります。

マリン風の紺と白色のボーダー柄のバスマットを使用することで足元からコーディネートをすることができます。
また脱衣所の壁が白いなら、サーファー系のフォトグラフを木目のフレームに入れていくつか飾ってみると雰囲気がぐっと高まります。

このときフレームに一工夫をしてDIYで流木風の木材をつけてみたり、コーナーに椰子の葉をあしらってみたりするのもおすすめです。

お風呂場内に観葉植物を置く場合には、窓際にモンステラのような葉が大きくシルエットが独特なものを置いておくと照明をおさえたときにキレイに映えます。

ちょっと大人なお風呂コーディネートにするなら間接照明の利用がおすすめです。
防水式のバスライトが雑貨屋などで販売されているので、浴槽脇や浴槽内に入れておくと熱帯のプールのような雰囲気が出てきます。

特に青色のライトを使うと海の雰囲気が出るとともに、観葉植物の影が天井に映るという幻想的な風景を作り出すことができます。

さらに本格的にコーディネートを極めるなら、青色の光沢感があるタイルを壁面に敷きつめるということもおすすめです。
このときただ青一色のものではなく、内部がキラキラと光るジュエルタイプのものにするとよりよいでしょう。